谷崎潤一郎全集

癇癪老人日記

谷崎潤一郎全集編集室の非公式記録です。書誌や資料についてのあれこれ

2014-02-28から1日間の記事一覧

夕刊が朝届く

大正時代の新聞を閲覧すると、同じ日付なのに夕刊のほうが先にバインディングされていることに気づく。また、欄外(新聞のヘッダーのこと)と新聞一面にかいてある発行日がずれていることも。これはいったいどういうことなのか。 毎日新聞の社史では、 「大…

印刷・発行とは

印刷・発行の表記については、各社いろいろなルールがあるようだ。しかし、一般的な考え方を記しておく。 「印刷」 印刷された日「発行」 奥付に記載されている日=「何月号」はここから来る「発売日」 実際に書店にならぶ日 本来は、上記のような認識だった…

芦屋市谷崎潤一郎記念館発行・資料集より

芦屋市谷崎潤一郎記念館が発行した資料集の書誌をまとめておく。記念館が発行した資料集のすべてではない。 「谷崎潤一郎資料目録 図書・逐次刊行物篇」2002.3 「谷崎潤一郎資料目録 近藤良貞文庫目録」2005.3 「谷崎潤一郎資料目録 真三堂文庫目録」2005.3 …

文学館・記念館

日本近代文学館http://www.bungakukan.or.jp/駒場にある近代文学の資料館。国会図書館にもない雑誌がそろえてあり、近代文学の資料を閲覧するには大変便利。収蔵品をもとにした展示や、夏の文学教室など開催。閲覧室の利用には300円が必要。複写代は一枚100…