印刷・発行とは
印刷・発行の表記については、各社いろいろなルールがあるようだ。しかし、一般的な考え方を記しておく。
「印刷」 印刷された日
「発行」 奥付に記載されている日=「何月号」はここから来る
「発売日」 実際に書店にならぶ日
本来は、上記のような認識だったため、月刊誌は三月号(三月発行の奥付)だけど、発売は二月ということが生じる。
現在たとえば「婦人公論」は発行と発売が同じ記載で、月号だけが慣例で翌月(三月号は二月発行・発売と記載されている)。しかし、谷崎の時代にはこれはまずない模様。
別の問題だが、年表をつくるときには月号で整理。十二月に店頭にならんでいた雑誌だとしても、一月号なら翌年の年表に仕分けしないとややこしくなる。